どれも「廃れた」のではなく、データの中で今も生きている地雷です。 背景を知らない移行者が静かに踏み抜き、データ破損・文字化け・桁ずれとして新システムに作り込んでしまいます。 「当時を知っている」ことが、これらの誤読を防ぎます。
CP/M 時代の習わしで、本来のデータはこの 0x1A までで、後ろはレコードを埋める“ゴミ”。 今のツールは意味を知らず最後まで読むため、末尾に不正なゴミが混入します(逆に旧式に尊重して読めば、そこで切れて後半が欠落)。
「ソ」「表」「能」などは内部コードの2バイト目に「\」(0x5C) が現れます。 素朴な処理だと文章が途中で壊れ、区切りやファイルパスが狂う。長年「なぜか特定の品名だけ化ける」の正体はこれ。
大型機由来。文字の並びが ASCII と違い、数値も特殊な詰め方(COMP-3=パック10進)。 知らずにそのまま読むと、金額・数量が静かに化けます。
「〜」(波ダッシュ)や丸数字などが、移行・文字コード変換の途中で別の文字へ置き換わる。 住所・品名・コードがいつの間にか崩れる。
私たちは、これらを「知識」ではなく実務でくぐり抜けてきた現場として持っています。だから最初から踏みません。