「いきなり作り直す」のは怖い。だから、その前に。
移行・更改・事業承継の前に、現状を正確に図面化する調査です。
結果は新システムの設計・見積もり・引き継ぎ・障害対応のすべての土台になります。調査だけのご依頼も歓迎です。
全画面のコンポーネント構成・レイアウト・入力制約・選択肢。
メニュー・ボタン・画面遷移・キー操作の全体像(誰が何を押すと何が起きるか)。
操作に対するDB変化・業務ロジック・計算式・バリデーション・トランザクション。
全画面に効くグローバル設定・共通処理・モード制御・印刷など、横断的な仕組みを1枚に。
テーブル定義・制約・関連、そして「値はどこで作られるか」(アプリ側ロジックを含む)。
実行ファイル・DB構造・設定ファイル・現行画面のスクリーンショットなど、今あるものから始めます。実データそのものは必須ではありません——構造とサンプルで足ります。持ち出しに懸念があれば、客先環境内・オンサイトでの作業も可能です。
逆アセンブル・静的解析・実機観測で、画面・SQL・業務ロジックを掘り起こします。
ご依頼があれば、この段階で現在の運用環境——サーバー構成・権限・ジョブ・データの流れ——も同じ証拠主義で観測し、図面化します。ソフト本体だけの復元なら省略できます。
掘り出した事実を、根拠付きの仕様書に再構成します。推測は書きません。
会話の文脈を持たない社内の独立した視点で成果物だけを点検し、抜け漏れ・矛盾を突き合わせて「再実装可能」の水準まで仕上げます。客先情報を社外の第三者に渡すことはありません。
仕様書一式を納品。新システム開発や引き継ぎにそのまま使える形でお渡しします。
古いシステムは、古い運用環境とセットで属人化します。ソフトの中身だけでなく、それが動く土台——サーバー・権限・ジョブ・データの流れ——も、担当者の頭の中にしか無いことが少なくありません。 現行仕様の復元と同じ証拠主義で稼働中の環境を観測し、「現在の運用」を第三者へ引き継げる図面にします。「今どうなっているか分からない」状態の可視化から始められます。
OS・ミドルウェア・依存関係。どのプロセスが・どのホストで・何に支えられて動いているか。
定期処理・バッチ・外部連携。いつ何が動き、データがどこから来てどこへ流れるか。
誰が何にアクセスできるか、共有・特権アカウント、「あの人しか知らない」起動・締め・障害対応の手順。
画面は、単純なダイアログから数十ボタンの基幹画面まで複雑さが大きく異なります。 だから一律料金にはしません。複雑度と復元の深さの二軸で、明朗にお見積もりします。
グローバル設定・共通処理・モード制御・DBスキーマなど、画面横断の土台部分。最初に一度だけ。
| 深さティア | 含む内容 | 向いている画面 |
|---|---|---|
| Bronze | 画面(UI)構成のみ | 単純なダイアログ・補助画面 |
| Silver | UI + 動作ロジック・SQL | 一般的な業務画面 |
| Gold | + 状態遷移・不変条件・決定表 | 重要な業務画面 |
| 完全版 | + テストベクトル・受け入れ試験(再実装をそのまま検証可能) | 基幹・要再実装の画面 |
複雑度(S/M/L)は、画面の部品数・SQL数・分岐数などから専用ツールで客観的に自動採点。 「なぜこの値段か」を数字で説明できます。重要な画面は完全版、補助画面はBronze、と画面ごとに深さを選べます。
納品物が「そのまま作り直せる」水準にあることを、独立レビューで担保します。これが私たちの中心的な価値です。
運用環境調査について:上記「運用環境の図面化」は現行仕様復元とは別のご依頼としても承れます。範囲に応じて別途お見積もりします。
「再実装可能」を掲げる以上、その基準を明文化します。曖昧な安心ではなく、合否を判定できる形でお約束します。
合意した調査範囲について、画面・DB更新・業務ロジック・例外/境界動作を根拠付きで仕様化。独立クロスチェック(社内)で抜け・矛盾・未検証を潰し、下の受け入れ基準を満たすまで修正します。
①各画面の項目・制約・遷移が一意に再現できる ②主要な業務ロジック・計算式・トランザクションがSQL/式レベルで確定 ③完全版では、新実装をそのまま合否判定できるテストベクトルが揃う。