SERVICE現行仕様復元・移行前調査

「いきなり作り直す」のは怖い。だから、その前に。
移行・更改・事業承継の前に、現状を正確に図面化する調査です。 結果は新システムの設計・見積もり・引き継ぎ・障害対応のすべての土台になります。調査だけのご依頼も歓迎です。

ソースコードが無くても/開発者の協力が得られなくても実施できます。稼働中の実行ファイルとDBから復元します。

納品物復元する「3つの仕様」+共通基盤

画面仕様

全画面のコンポーネント構成・レイアウト・入力制約・選択肢。

操作仕様

メニュー・ボタン・画面遷移・キー操作の全体像(誰が何を押すと何が起きるか)。

動作仕様

操作に対するDB変化・業務ロジック・計算式・バリデーション・トランザクション。

共通基盤の図面

全画面に効くグローバル設定・共通処理・モード制御・印刷など、横断的な仕組みを1枚に。

データベース構造

テーブル定義・制約・関連、そして「値はどこで作られるか」(アプリ側ロジックを含む)。

進め方発掘から復元、そして検証まで

遺物の受領・現況確認

実行ファイル・DB構造・設定ファイル・現行画面のスクリーンショットなど、今あるものから始めます。実データそのものは必須ではありません——構造とサンプルで足ります。持ち出しに懸念があれば、客先環境内・オンサイトでの作業も可能です。

発掘(解析)

逆アセンブル・静的解析・実機観測で、画面・SQL・業務ロジックを掘り起こします。

運用環境の調査(必要に応じて)

ご依頼があれば、この段階で現在の運用環境——サーバー構成・権限・ジョブ・データの流れ——も同じ証拠主義で観測し、図面化します。ソフト本体だけの復元なら省略できます。

復元(仕様化)

掘り出した事実を、根拠付きの仕様書に再構成します。推測は書きません。

独立クロスチェック(社内)

会話の文脈を持たない社内の独立した視点で成果物だけを点検し、抜け漏れ・矛盾を突き合わせて「再実装可能」の水準まで仕上げます。客先情報を社外の第三者に渡すことはありません。

納品・引き渡し

仕様書一式を納品。新システム開発や引き継ぎにそのまま使える形でお渡しします。

運用環境調査「今、何を・どう動かしているか」も図面にする

古いシステムは、古い運用環境とセットで属人化します。ソフトの中身だけでなく、それが動く土台——サーバー・権限・ジョブ・データの流れ——も、担当者の頭の中にしか無いことが少なくありません。 現行仕様の復元と同じ証拠主義で稼働中の環境を観測し、「現在の運用」を第三者へ引き継げる図面にします。「今どうなっているか分からない」状態の可視化から始められます。

稼働構成の図面

OS・ミドルウェア・依存関係。どのプロセスが・どのホストで・何に支えられて動いているか。

ジョブとデータの流れ

定期処理・バッチ・外部連携。いつ何が動き、データがどこから来てどこへ流れるか。

権限と属人化の棚卸し

誰が何にアクセスできるか、共有・特権アカウント、「あの人しか知らない」起動・締め・障害対応の手順。

バックアップ・復旧の実態や、ネットワーク境界・開放ポートまで、ご希望の範囲で。 NDA前提・読み取り中心の非破壊調査で行い、作業範囲は事前に合意します。本番に影響を与えません。

料金の考え方「画面1枚いくら」を、ごまかさず透明に

画面は、単純なダイアログから数十ボタンの基幹画面まで複雑さが大きく異なります。 だから一律料金にはしません。複雑度復元の深さの二軸で、明朗にお見積もりします。

① 基盤フィー(1システムにつき1回)

グローバル設定・共通処理・モード制御・DBスキーマなど、画面横断の土台部分。最初に一度だけ。

② 画面(フォーム)単価 = 複雑度 × 深さ

深さティア含む内容向いている画面
Bronze画面(UI)構成のみ単純なダイアログ・補助画面
SilverUI + 動作ロジック・SQL一般的な業務画面
Gold+ 状態遷移・不変条件・決定表重要な業務画面
完全版+ テストベクトル・受け入れ試験(再実装をそのまま検証可能)基幹・要再実装の画面

複雑度(S/M/L)は、画面の部品数・SQL数・分岐数などから専用ツールで客観的に自動採点。 「なぜこの値段か」を数字で説明できます。重要な画面は完全版、補助画面はBronze、と画面ごとに深さを選べます

③ 「再実装可能」保証(独立クロスチェック込み)

納品物が「そのまま作り直せる」水準にあることを、独立レビューで担保します。これが私たちの中心的な価値です。

具体的な金額は、対象システムの規模・構成によって大きく変わるため、一律の目安は出していません。 まず1〜数画面の予備調査(小規模)で“規模と費用感”を先に確定し、そこから全体のお見積もりを提示します。 問い合わせ前の確認事項をご覧のうえ、お気軽にご相談ください。

運用環境調査について:上記「運用環境の図面化」は現行仕様復元とは別のご依頼としても承れます。範囲に応じて別途お見積もりします。

保証と前提「再実装可能」を、判定できる形で

「再実装可能」を掲げる以上、その基準を明文化します。曖昧な安心ではなく、合否を判定できる形でお約束します。

保証する範囲

合意した調査範囲について、画面・DB更新・業務ロジック・例外/境界動作を根拠付きで仕様化。独立クロスチェック(社内)で抜け・矛盾・未検証を潰し、下の受け入れ基準を満たすまで修正します。

受け入れ基準(例)

①各画面の項目・制約・遷移が一意に再現できる ②主要な業務ロジック・計算式・トランザクションがSQL/式レベルで確定 ③完全版では、新実装をそのまま合否判定できるテストベクトルが揃う。

対象外・前提:合意範囲外の画面・機能/実行不能・破損して観測できない資産は対象外です。また私たちは挙動は事実として復元しますが、設計者の「意図」までは断定しません(証拠主義)。 発掘中に見つかった「誰も意図していない挙動」は黙って再現せず、判断を仰ぎます

ご依頼の前提(権利・解析権限)

規模が分からなくても大丈夫です。

「画面が何枚あるかも曖昧」——その把握自体が、調査の最初の一歩です。

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