MarkNext は、当社が現行仕様調査のために自社制作した Windows 用の文書編集環境です。 販売も配布もしていません。このページでは、そこに備えたタイミング図とビット配置の記法を説明します。
古いシステムの調査では、流れ図でも状態遷移図でも書けないものが出てきます。 信号がいつ変わるか、電文のどのビットに何が入っているか。 これらは文章で書くと読み違えられ、表で書くと桁の並びが見えません。 MarkNext では、短いテキストから図として描けます。
囲みは wavedrom の一つだけです。中身に書いたものが、図の種類を決めます。
タイミング図(波形)になります。信号の順序と前後関係を示します。
ビット配置の図になります。電文やレコードの桁割りを示します。
論理図になります。条件の組み合わせを示します。
中身は WaveJSON という、引用符を緩めた JSON です。鍵に引用符は要りません。
```wavedrom
{ signal: [
{ name: 'CLK', wave: 'p......' },
{ name: 'キー入力', wave: '01..0..' },
{ name: '応答', wave: '0.1..0.' }
], head: { text: 'キー押下から応答まで' } }
```
wave は一文字が一区間です。
p はクロック、0 と 1 は低と高、
. は直前の状態を続ける、x は不定、
2 以降の数字は値を表します。
いずれも、上の記法から描かれたものです。値は架空です。
現行仕様調査でこの記法が要るのは、次のような場面です。
signal ではなく reg を書くと、
ビット配置の図になります。電文のヘッダ、フラグ領域、固定長レコードの桁割り、レジスタを、桁の並びのまま示せます。wavedrom の一つだけで、中身に書いたものが図の種類を決めます。